バスツアーでの美声を保つには?バスガイドさんにインタビュー!

徐々に気温も暖かくなり、春らしさを感じられる気候になりましたね。 ぽかぽか陽気の日にはバスツアーでどこかへお出かけしたくなりませんか? 今回は、そんなバスツアー中、美声でガイドをしてくれるバスガイドさんののどケア方法を伺うべく、株式会社はとバス様所属のバスガイドさんにインタビューをしました。

徐々に気温も暖かくなり、春らしさを感じられる気候になりましたね。

ぽかぽか陽気の日にはバスツアーでどこかへお出かけしたくなりませんか?

 

今回は、そんなバスツアー中、美声でガイドをしてくれるバスガイドさんののどケア方法を伺うべく、株式会社はとバス様所属のバスガイドさんにインタビューをしました。

株式会社はとバスの本社へ伺いました。

会社裏手の車庫には、はとバスの顔ともいえる黄色いバスがずらりとあります。

 

今回インタビューさせていただいたのは、バスガイド歴8年の大曲 明日香(おおまがり あすか)さんです。

Q.  普段美しい声でガイドをされていますが、美声を保つ秘訣はありますか?

 

A. 就寝前のマスクなどの保湿などを心がけています。

宿泊先では乾燥を防ぐため、どのバスガイドもマスクは常にしていますね。

宿泊先では、マスクは基本的に夏でもします。

あとは水分をしっかりとることと、

のどに影響が出やすいので体調管理のためにも睡眠をとるよう気をつけています。

Q.  バスガイドさんになってから、のどのケアに気をつけるようになったんでしょうか?

 

A.  入社後に、のどを痛めないためにお腹から声を出す腹式呼吸の研修があるんです。

これである程度はのどへの負担が減ります。

のどだけで話していたらすぐ痛めちゃうので、そこは意識していますね。

 

バスの中でマイクを使うだけでなく、外で大きい声を出さなければいけない場面もあります。

どんなに短くてものどで話すとすぐに痛くなりますし、長く話してもお腹から声を出せば大丈夫だと思っています。

Q. のどのケアのために意識的にとっている食べ物や飲み物はありますか?

 

A.  声に関係するのかはわからないですけど、風邪のはやりやすい時期に、「ネギスープ」を作って、風邪予防をしています。

ねぎとしょうがを入れたスープで、定期的に、寒いときに飲んでいますね。

 

飲み物については、あまり冷たものはとらないようにしています。

水とかお茶も常温で、キンキンに冷えていないものをとるようにしています。

Q.  のどが痛くなった後はどのような対策をされていますか?

A.  ひたすら飴を舐めています。

バスで話しているときは飴はなめられないので、休憩時間でなめるようにしています。

あとはこまめに水分補給ですね。

そんなにのどを痛めることはなくて、のどを痛める前に対策することが多いです。

 

Q.  バスガイドさんって歌が上手な方が多いですよね。

A.  バスガイドが歌う方が思い出になるかと思います。

1日1曲は歌うよう心がけています。

訪れた土地にあった歌だったり、いろんな歌を歌っています。

 

 

Q.  バスガイドさん対象の研修は定期的にあるんですか?

A.  エリアごとの研修があります。

ある程度年次が上がってくると、行ける範囲も広くなってきます。

はじめは東京都内、次に横浜、その次に鎌倉という風にどんどん行けるところが増えていきますね。

研修では、腹式呼吸の他にあいさつや発声練習、滑舌練習などがあります。

 

Q.  最後にはちみつはお好きですか?

A.  はちみつは好きです。

観光地ではちみつ工房に行く機会があって、そのときにはちみつがのどにいいと教えてもらってから、いろいろなものにはちみつを入れています。

甘いのが好きなのでそのまま食べることもあります。

 

 

バスツアー中も、美しい声でガイドをされ、ときには歌も歌うバスガイドさん、

のどを壊さず話し続けるには、腹式呼吸や水分補給が大切なんですね。

 

のどを使う仕事をしている方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

大曲さん、ありがとうございました。

 

 

ご協力:株式会社はとバス様