気になる舞台女優さんののどケア方法

舞台を一度でも見に行ったことのある方は、 俳優さんや女優さんのなめらかで通る声に憧れた経験はあることでしょう。 そこで、のどケア.com編集部は、舞台、ファシリテーター、ボイストレーナーとして活躍されている山崎 穂波さんにお話を聞いてみました。

    のどケア情報 2018/08/23

    舞台を一度でも見に行ったことのある方は、

    俳優さんや女優さんのなめらかで通る声に憧れた経験はあることでしょう。

     

    そこで、のどケア.com編集部は、舞台、ファシリテーター、ボイストレーナーとして活躍されている山崎 穂波さんにお話を聞いてみました。

     

    Q:普段、声を使うお仕事をされていますが、発声のコツを教えてください。

    A:胸式呼吸ではなく、腹式呼吸をすることです。

    胸式呼吸は、自分の力で胸骨を押し広げる呼吸のことです。

    この時、肩、胸、首の筋肉を使うため、その部分が緊張して、固くなってしまいます。

    また、喉も固くなって声が出にくくなります。

     

    一方、腹式呼吸は、肺の下の横隔膜を使います。

    横隔膜は、肺と胃の間にあるため、肺に負担をかけません。

    なので、喉も緊張しないので、リラックスした状態になり、発声がしやすくなります。

    そのためには、よく息を吸うことがポイントになります。

    また、腹式呼吸をするためにも普段から腹筋、特に腹斜筋を鍛える意識も重要です。

     

     

    Q:遠くに声を響かせたい時は、どうしたらいいですか?

    A:腹式呼吸を使って、息を吐き切ると遠くまで声が響きます。

    また、母音をしっかりたて、前に飛ばすことも大事です。

     

     

    Q:日頃行っている声のトレーニングを教えてください。

    A:腹式呼吸と音・五十音発声などを毎晩つづけています。

    これらは、継続することが重要になります。

     

     

    Q:今日は非常に暑い日ですが、このような暑さは、喉へのダメージがありますか?

    A:喉は、暑さより寒さにダメージが大きいです。

    そのため冷房で喉を冷やすと良くありません。

    冷やさないように、寝るときにマフラーを首に巻く、あるいは、マスクをして寝る人もいますが、私はそこまではしていません。

     

    夏場は、室内は冷房で冷えていますが、外が暑いため体の血液の循環もよく喉へのダメージはありません。

    一方、冬場は、外が寒いので体が冷えてしまい、血液の循環も悪くなるので、喉が緊張してダメージがあります。

     

     

    Q:喉が痛くなった時はどうされていますか?

    A:一番は、なるべく喉を使わないようにする、休めてあげることです。

    文字を読んだり、音を聞いたりしても喉にストレスを与えると言われています。

    何もせずに暗い部屋でリラックスをするのが、一番いいとされていますが、なかなかそれは難しいので、なるべく人と話さないようにして、喉を使わないようにしています。

     

    また、吸入器など薬を使ったケア、漢方を用いることもあります。

    そして、最後に心の状態も声にはとても影響します。焦らず自分の心身を穏やかにしてあげることも意識しています。

     

    Q:普段からケアされている喉ケアはありますか?

    A:本番前は、赤身の牛肉を食べます。

    また、講演中は、はちみつをスプーンに採って食べています。のど飴よりも効果があります。

     

     

    赤身の肉を食べて、のどケア、

     

    のどだけでなく、心身ともに力が付きそうですね。

     

     

    山崎さん、ありがとうございました。

     

     

    山崎 穂波(やまさき ほなみ)

    幼い頃からミュージカル俳優を目指し、大学卒業後劇団四季研究所、音楽座ミュージカルに所属。 現在は舞台活動と並行して、ボーカル・ボイスインストラクター、若者向け自己啓発イベントのワークショップファシリテーターとして活 動中。 また『ダイバーシティにHAPPYの連鎖を』をコンセプトとしたアーティストグループ、『わお!』の代表、演出を務める。

    わお! waow0wwao

    好きな食べ物

    トマト、ヨーグルト、はちみつ、肉、カツオの叩き